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ものをつくること。
そのまわりにあること。
毎月ひとつ、
私たちなりに考えてみる。



ISSUE 02|GAMAGUCHI
#02|GAMAGUCHI 昔からあるものを、今の暮らしへ。 がま口は、 ずっと昔から日本にあるもののように感じます。 けれど、その始まりを辿ると、 原型となる口金のついた袋ものは西洋から伝わり、 日本に広まったのは明治の頃。 開いた口金の姿が、 ガマガエルの大きな口に似ていたことから、 「蝦蟇口(がまぐち)」と呼ばれるようになったといわれています。 海を渡ってきたものが、 日本の暮らしの中に入り、 長い時間をかけて、身近なものになっていった。 考えてみれば、 がま口はその始まりから、 暮らしに合わせながら残ってきたものなのかもしれません。 京都山本製革店がGAMAGUCHIをつくるとき、 私たちも、その形を昔のまま再現したいとは考えませんでした。 昔から残っているものには、 残ってきた理由があります。 大きく開いて、中が見やすいこと。 口金ひとつで、開け閉めできること。 そして何より、 パチン。 と閉じる、あの感覚。 便利なだけではなく、 触れることそのものに、少し楽しさがある。 そんな昔から変わらない良さは残しながら、 今の暮らしの中で、 も
2 hours ago
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ISSUE 02|GAMAGUCHI
#02|GAMAGUCHI 昔からあるものを、今の暮らしへ。 がま口は、 ずっと昔から日本にあるもののように感じます。 けれど、その始まりを辿ると、 原型となる口金のついた袋ものは西洋から伝わり、 日本に広まったのは明治の頃。 開いた口金の姿が、 ガマガエルの大きな口に似ていたことから、 「蝦蟇口(がまぐち)」と呼ばれるようになったといわれています。 海を渡ってきたものが、 日本の暮らしの中に入り、 長い時間をかけて、身近なものになっていった。 考えてみれば、 がま口はその始まりから、 暮らしに合わせながら残ってきたものなのかもしれません。 京都山本製革店がGAMAGUCHIをつくるとき、 私たちも、その形を昔のまま再現したいとは考えませんでした。 昔から残っているものには、 残ってきた理由があります。 大きく開いて、中が見やすいこと。 口金ひとつで、開け閉めできること。 そして何より、 パチン。 と閉じる、あの感覚。 便利なだけではなく、 触れることそのものに、少し楽しさがある。 そんな昔から変わらない良さは残しながら、 今の暮らしの中で、 も
2 hours ago


ISSUE 01|見習い職人
#01|見習い職人 教わったものが、いつか自分の仕事になるまで。 京都山本製革店には、いま「見習い職人」がいます。 革を切ること。 縫うこと。 道具を使うこと。 職人になるために、一つひとつの技術を学んでいる途中です。 けれど、 私たちが考える「見習う」という時間は、技術を身につけることだけではありません。 ものをどう見るのか。 なぜ、こうつくるのか。 誰のためにつくるのか。 先にいる職人の仕事を見ながら、自分で考え、自分の手で確かめていく。 その時間もまた、京都山本製革店のものづくりの一部です。 背中から、学ぶこと。 工房では、教えてもらうことだけが学びではありません。 オーナー職人が革を見ている時間。 作品の形を何度も考えている姿。 道具を扱う手つき。 その一つひとつにも、ものづくりへの向き合い方が表れています。 工房には、オーナー職人が革の本場フィレンツェで手にした一冊のノートがあります。 そこには、ものづくりについて考えたことや、その時々の記録が残されています。 見習い職人が学ぶのは、そこに書かれていることだけではありません。 つくる前に
4 hours ago


ISSUE 00|stitch.
#00|stitch. 大切にしていることを、言葉にする。 京都山本製革店では、ものをつくる中で、大切にしていることがあります。 革のこと。 仕立てること。 使う人のこと。 人がものづくりを学ぶことも、昔からあるものを、今の暮らしへどう残していくかも。 ひとつの作品ができるまでには、目には見えない考えや、私たちなりの理由があります。 なぜ、この革を選ぶのか。 なぜ、このつくり方なのか。 なぜ、そこまで手をかけるのか。 日々ものをつくっていると、そんなひとつひとつも、 いつの間にか当たり前になっていきます。 なぜ、あえて言葉にするのか。 本当は、作品を手に取ってもらうことで伝わることもあると思っています。 けれど、作品だけでは伝わらないこともあります。 大切にしてきたことも、言葉にしなければ、いつの間にか 「なんとなくそうしていること」になってしまうかもしれません。 だから、ときどき立ち止まって、言葉にしてみる。 誰かにうまく説明するためというより、 私たち自身が大切にしていることを、きちんと見つめて、残していくために。 言葉にすることで、これまで
5 hours ago
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